Hildesheim ヒルデスハイム

先週はコンサートのために6日間ほどドイツに滞在していました。期間中、東ドイツと西ドイツが統一されてちょうど25年を迎えたことと、今年が第二次世界大戦の終戦から70年ということで、たくさんのことを考えさせられる旅となりました。


10月1,2日はリハーサルと本番のためにヒルデスハイムへ。この街にはいくつかの世界遺産があるということで、管楽器奏者4人で早めに出発し、観光しました。

まずは聖マリア大聖堂。
カール大帝の息子が建てた礼拝堂がもととなるこの大聖堂、800年代には司教座がおかれ、ドイツで最も重要な場所の一つだそうです。
『ROSENSTOCK』という案内板を見つけたホルン奏者がとても嬉しそうに「伝説の薔薇があるんだよ!」と教えてくれました。千年以上も生きているという伝説の薔薇!第二次世界大戦で燃えてしまったにも関わらず、根は生きていてまた芽を出したとのこと。戦後の街の人々には希望となったことでしょう。

大聖堂もその空襲で壊され、今は新しい建物です。
特に印象に残った物はシャンデリア。

天上のエルサレムの地図をあらわしているというこのシャンデリアには12のゲートがつけられています。これも約千年前のものだそうです。
その他、聖書の中の物語が彫刻された洗礼壺や扉、豪華な聖遺物入れなど、戦火を逃れた物が大切に保管されていました。




次に訪れたのは同じく世界遺産の聖ミヒャエル聖堂。

ロマネスク様式のアーチが好みのこの教会、なんと本番をする場所でした。

素晴らしい天井画に大興奮!!
1300枚の板に描かれているのは、ダビデ王の父からキリストに至るまでの系図。こちらの教会も戦争で壊されてしまいましたが、この絵は焼失を避けるために空襲の前に取り外され、保管されていたのだそうです。

この教会の面白いところは、聖堂は宗教改革でプロテスタントに変わり、クリプト(地下聖堂)はカトリック教会が使用を続けたために今でもカトリックだというところです。

たくさん解説してくれたホルン奏者のシュテファンに感謝(*^^*)


コンサートはテレマンのカンタータ『INO』のプロジェクトで、大盛況のうちに終わりました!
とてもレベルの高いアンサンブルで、何より本番の集中力の高さに痺れた〜!!
ドイツの弦楽器奏者は、ベルギーやフランスと違って楽器を顎でしっかり支え、ガリガリ弾くといった感じで、その違いも衝撃でした。
本当に良い経験になりました。

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